2023年08月06日
9月の練習予定
9月 1日(金)ゆうまつど 18時〜21時
9月 8日(金)ゆうまつど 18時〜21時
9月15日(金)松戸市民会館18時〜21時
9月22日(金)ゆうまつど 18時〜21時
9月29日(金)ゆうまつど 18時〜21時
9月24日(日)馬橋市民センター 12時〜15時
なお10月は通常練習に加え2回の特別練習があります。
10月 8日(日)新松戸市民センター 14時〜17時
10月22日(日)小金市民センター 15時〜18時
また24日(金)の練習は森のホールにてオーケストラ合わせとなります。
いずれにしても10月分は改めてお知らせします。
ヘンデルの代表曲と言えば「メサイア」を一番に挙げる人も多いかと思いますが、表彰式等で必ず演奏される「見よ勇者は帰る」は誰でも知っていると思いますし、女性の方なら「私を泣かせてください」を練習した方も多いのではないでしょうか。また「王宮の花火の音楽」や「水上の音楽」は夏にぴったりの名曲です。それに「ハープ協奏曲」もよく知られています。
またテレビのウイスキーの宣伝でキャサリン・バトルが歌った「オン・ブラ・マイフ」も超有名。私も歌ってみたいと思い挑戦したことがあるのですが、実は歌の前半にあるレチタティーヴォが厄介で、テノールなら誰でも歌ってみたいあの「星も光りぬ」のレチタティーヴォよりずっと難しく、大変苦労した思い出があります。
それから私は聞いたことは無いのですが、オペラ「アグリッピーナ」も傑作と言われています。タイトルのアグリッピーナって何のことがお分かりですか? ローマ皇帝の暴君と言われたネロの母親のことです。世界史に残る悪女と言われています。
彼女は息子を皇帝にするため、夫である皇帝のクラウディウスを殺しました。そして恐ろしいことに息子のネロも母親を殺しました(異説あり)。クラウディウスの前の皇帝がこれまた異常な暴君カリギュラ。余りの酷さに映画にもなっていますが、アグリッピーナは彼の妹です。
全くヘンデルはすごい時代のオペラを書いたものです。オペラは当時の人々にとって最高のエンターテイメントだったのですね。
しかし私の興味はヘンデルがイギリスで起こった歴史的バブル、南海泡沫事件でどのくらいの損をしたかということです。これはオランダで起こったチューリップバブル、フランスのミシシッピバブルとともに歴史に残る3大バブルの一つです。
調べてみるとヘンデルは確かに大損したようですが、実は買った南海株式会社の株の値段が上がり、利益が出たところで株を売りました。しかしその後も株が上がり続けたので儲けた分を再投資して失敗したのです。だから元のお金はあまり減らなかったようです。さすがにお金にはキッチリしていたのです。
因みに万有引力で有名なニュートンも株で大損しています。ニュートンも値上がり途中で利益確定売りをしましたが、欲をかいて更に大きく株を購入。大損してしまいました。曰く
「天体の動きは計算できるが、人々の狂った行動は計算できない」
今のお金で約4〜5億円の損をしたと言われています。
今日も無駄な話にお付き合いくださり、ありがとうございます。 加藤比良夫
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